写真の主は今年3月にJKT48のファンになったばかりの現役高校生アルヨ君。彼はなぜJKT48のファンとなったのか。そして、なぜ二期生のナタリアに惚れ込んでしまったのか。その理由をインドネシアの音楽雑誌の取材の中で率直に語っています。詳細は以下の記事をご覧下さい。
この太めで長髪の男性がアイドルグループJKT48のファンとして知られていると誰が思うだろうか。多くの男性がジャカルタのJKT48劇場に熱心に通っているが、アルヨはそんなJKT48の大ファンのひとりだ。
他のファンと同様、現在高校2年生のアルヤも自らの「推し(お気に入りのメンバー)」であるJKT48のナタリア(Natalia)に入れ込んでいる。「ナット(Nat)」とアルヨはこの第2期メンバーを呼ぶ。アルヨ自身は自分がこの日本のAKB48の姉妹グループのファンになるとは考えたこともなかったという。
「友だちにJKT48の劇場公演に誘われたことがきっかけなんだ。2013年3月17日のことさ。最初はなんとも思っていなかったし、そもそもJKT48の歌も知らなかった」とアルヨは打ち明ける。
「劇場に入ってみると、面食らったね。なんで男ばかりなんだって。それでステージを見てみようと思ったんだけど、知ってる曲なんてひとつもない。とりあえず、その場にいただけだった」とアルヨはJKT48二期生の初公演「パジャマドライブ」を振り返った。
「ライブが始まると、可愛らしい二期メンバーを一人ずつ見てみた。少しして、あ、この子はカワイイなと思うメンバーがひとり見つかった。彼女は前髪を揃えていなかった。あの子の名前と友だちに聞いてみた。それが二期生のナタリアだったんだ」とアルヨは劇場のロマンティックな雰囲気に浸りながら話してくれた。パジャマドライブ公演の曲が流れる編集部の一室で、アルヤの話はますます熱が入っていった。
「ナットの自己紹介を今でもはっきりと覚えているよ。『流れる水のように、私の愛よあなたに届け。ナタリアです』と言うと、ナットが僕を見たんだ。それからなんだ、僕が最低週に一回、金曜日か土曜日に劇場に熱心に通うようになったのは」
「試験明けの休みには、劇場にほぼ毎日通いつめた。火曜日、木曜日、金曜日、それから土曜日だ。自分のiPadにも『ナタリア』、『頑張って、ナット』、『Ganbatte kudasai』といった文章を何度も書いた。ナットもアイコンタクト付きでまた僕のことを見てくれたんだ。それ以来、何か彼女のためにプレゼントができないかなって考えるようになった。僕のことをもっと覚えてもらえるようにね。それで、僕は彼女が好きなものを調べてみようとおもったんだけど、思いがけず劇場で直接質問する機会があって、好きなものを聞いてみたんだ」とアルヨは語った。
プレゼントをしたり、推しメンからメンションにリプライをもらったりする他に、アルヨはこの間に公式ファンクラブにも加入している。その熱心さには脱帽するばかりだ。 <続く>
[管理人コメント]
パート2に続きます。
コメント
コメント一覧 (2)
今回の内容もとても楽しめました。
JKTはメディア露出が多いのでテレビで見てファンになった人も多そうですが、JKTを全く知らなかった人が劇場に行き大ファンになると言うのは、会いに行けるアイドルがコンセプトである48グループの真髄!という感じがします(^^)
インドネシアにも日本のアイドル文化がしっかり伝わっているんだなと感じ嬉しくなりました。
また更新楽しみにしてます。
インドネシア語の翻訳反応サイトってすごく貴重で、ありがたいです。
管理人さんこれからも頑張ってください。
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