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先日6月30日に放映が開始されるや大反響を巻き起こしたインドネシア初の特撮ヒーローシリーズ「ビマ・サトリア・ガルーダ」。仮面ライダーシリーズを手掛けた石森プロの協力を得て制作され、インドネシアのみならず、日本からも好意的な反響が寄せられました(少なくとも、当ブログ上では...^^;)。そんな「ビマ」シリーズの関連グッズが昨日、ついに発売開始となりました。現地ファンのレポートを見つけたので以下にご紹介します。

↓「ビマって何?」という方はまずこちらの記事をご覧ください↓

「ビマ・サトリア・ガルーダ」ソフトビニール人形

 「ビマ・サトリア・ガルーダ」は、様々なメディアに予告編やその一部をうつした写真が登場して以来、インドネシアの多く特撮ファンの興味を惹いてきた。日が経つにつれ、ようやくその全体像が明らかになった。ビマの完全な写真には日本の仮面ライダーシリーズと似たインドネシアのニューヒーローの姿が写っていた。これには理由がない訳ではない。このニューヒーロー誕生の背景にはインドネシアのMNCメディア(RCTI)と(仮面ライダーシリーズの製作者である日本の)石森プロダクションとの協力があるからだ。
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さらにこの両者は、「ビマ・サトリア・ガルーダ」シリーズに登場するキャラクターを紹介するために記者会見を開き、予告編を流すと共に、グッズ製作に関する情報を伝えた。そうした戦略は確実にファンを惹きつけ、初回放送とグッズ販売に期待を持たせた。

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その後は悶々とした日々を過ごしたが、2013年6月30日午前8時30分、ついにその時がやって来た。「ビマ・サトリア・ガルーダ」のエピソード1がRCTIで放送されたのだ。放送の合間には、「ビマ」グッズが最寄りの店で手に入るとのバンダイによるテレビ広告が流された。ファンたちの中にはそれらの製品を直接目にし、手に取ってみたくなったばかりか、購入しようと考えたものもいたことだろう。

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だが、残念なことに、流通に問題があったため、昨日になってもまだ「ビマ・サトリア・ガルーダ」の関連商品が店頭に並ぶことはなかった。初回放送は素晴らしいと言える出来であり、ファンたちの「ビマ」シリーズとその関連商品に対する期待はますます膨らみ、それは国を超えて広がっていったとの声が聞かれたにも関わらず、だ。

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そして、今日になってようやくレイノ・バラクのツイッターアカウントから「ビマ・サトリア・ガルーダ」の関連商品がジャカルタ地域の玩具店ですでに販売されているとの情報を得た。僕もその知らせを聞くとすぐに、下宿先から一番近いジャカルタのショッピングモールへと向かった。そして、ついにポンドック・インダ・モールのトイズ・シティに並べられている「ビマ」関連商品を手に取ることができた。

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店頭に並べられていたのは、「ビマ」のソフトビニール人形(ノーマルおよびイエロー版の2種類)とマスクのみだった。店頭に並んだその3種類の商品の中で、僕が興味を惹かれたのはノーマル版のソフビ人形だけだった。僕はビニールとインクのにおいをかぎ、弾力を確かめ、非常に限定された可動域を色々と動かし、その場にある最高の人形を選ぶと、レジへと向かった。
 
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上の写真はその日僕が購入したばかりの「ビマ」のソフビ人形だ。他のファンと同様に僕も、バンダイがアクションフィギュア「lini S.H.Figuartsビマ・サトリア・ガルーダ」を販売してくれることを願っている。少なくとも可動型のフィギュアを販売してほしい。

2013年7月4日「kremzeek's point of view (ファンの個人ブログ)」 
Figur Soft Vinyl Bima Satria Garuda

【管理人コメント】
関連グッズの販売も開始され、「ビマ・サトリア・ガルーダ」シリーズも本格始動といったところでしょうか。初回放送の勢いそのままに最終回まで駆け抜けてほしいです。 ところで、冒頭で「日本でも好意的な反響があった」と書きましたが、それは決して誇張ではありません。気になる方はぜひ下にリンクを貼った記事のSNS上の反応をご覧ください(僕自身、ビックリするくらいの反響がありました!)。

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インドネシア初の特撮ヒーロー「ビマ」、ついに放映開始!+インドネシア人の反応
(初回放送分の日本語字幕付き動画があります!)