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JKT48、ローソン・インドネシアのイメージキャラクターに起用!

日本第2位のコンビニエンスチェーンであるローソンは今日、新たな躍進を果たすべく、インドネシアのボーカルグループであるJKT48をイメージキャラクターとして起用することを発表した。今年7月から12月までの契約が正式に結ばれ、JKT48は今後、ジャカルタ周辺のローソン各店舗でキャンペーン及び特別イベントを行う。

このローソンのキャンペーンにはJKT48全メンバーが参加する訳ではない。JKT48チームJとチームKから選ばれた6名が「JKT48 Lawson R&D Team」をテーマにしたプロモーションに参加する。ナビラ、シンディ・グラ、シンディ・ユフィア、フィニ、ノエラ、ロナの6名は食品やそれ以外を問わず、複数のコラボレーション商品の開発に関わっていく予定だ。例えば、それぞれのメンバーのデザインによるプレミアム・キャンペーン・バッジやTシャツなどが販売される。

JKT48とのコラボ商品を販売する他に、ローソンはまた店内の座席のデザインを変更した。JKT48のポスターと「JKT48 Lawson R&D Team」キャンペーンビデオの放映を追加することで、ローソンは利用者の心を躍らせるような新たなサービスを展開していきたいとしている。

上場企業「ミディ・ウタマ・インドネシア(PT Midi Utama Indonesia Tbk)」副代表のユウイチ・ハヤシによると、ローソンはJKT48と協力することで、子供、若者、そして大人にとって快適でくつろげる空間となれるであろうことを確信しているという。

「私たちはインドネシアの2億4千万人という人口を踏まえた上でJKT48をイメージキャラクターに起用しました。人口の内訳は29パーセントが15歳以下で、40歳以下は71パーセントに上ります。インドネシアの若年層の割合は日本と比較した場合、非常に高い数値を示しています。私たちはローソンをありふれたコンビニエンスストアではなく、エンターテインメントの場としていければと考えています。それは私たちの今後の戦略で非常に重要な点のひとつです」とユウイチ・ハヤシは語った。

インドネシアにおいて、ローソンはミディ・ウタマ・インドネシア(MIDI)がライセンス契約結ぶフランチャイズ型コンビニエンスストアだ。MIDIは(アルファグループの)アルファ・ミディやアルファ・エキスプレスといったミニマーケットを経営している。今年の第1四半期には、小売りチェーンのアルファマートを経営する上場企業スムブル・アルファリア・トリジャヤ(PT Sumber Alfaria Trijaya Tbk)が持ち株比率を以前の12.7パーセントから54.5パーセントに増加させ、MIDIの筆頭株主となった。ローソンは現在、ジャカルタ周辺、西ジャワ、バリのインドネシア各地域に84店舗を展開しており、特にファストフードや軽食などの販売に力を入れている。

ローソンは本社がある日本では、全国各地で行われるコンサートや大規模イベントチケット販売を行なうコンビニエンスストアとして広く知られている。ローソンという企業名は、1939年にアメリカ・オハイオ州に位置するミルク工場オーナー、J.J.ローソンによって設立されたミルクショップの名前に由来する。日本企業であるローソンは2013年3月までに日本全国で1万1174店舗を展開している。

2013年7月2日「Marketeers」

lawson

【管理人コメント】
ようやくこのネタに手を付けることができました。現在のところキャンペーンビデオに加え、7月15日からメンバーコラボ企画第1弾としてナビラTシャツが10万ルピアで販売されているようです。せっかくなので、(時間に余裕があれば)後でまとめてみたいと思っています。