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OUR LAST SPECIAL: JKT48チームJ、「パジャマドライブ」最終公演 

JKT48の全てのステージは、特にファンたちにとっては特別なものだ。それはテレビ番組のステージであっても、オフエアの公演であっても、劇場公演であっても変わることはない。だが、先日2012年12月13日に行われたJKT48の公演に勝る特別なステージはないように感じられる。劇場前に連なる行列からはすでに普段とは異なる雰囲気が見て取れた。
相変わらず息苦しさを感じさせるほどの行列だった。だが、その木曜日の熱気は普段よりもやや高まっていた。その夜、詰めかけたファンたちの全員が劇場の入場券を持っていた訳ではないからだ。すでに知られているように、現在最も勢いに乗るこのアイドルグループの公演チケットを手に入れるためには、ファンたちは事前にEメールを通じて送られてくる確認コードを入手していなければならない。

実際、こうした光景はJKT48の定期公演ではお馴染みのものだが、その日は違った。以前に開催された公演と比べてもはるかに特別なものだった。なぜなら、JKT48第1期メンバーはその日、劇場公演「パジャマドライブ」の最終公演を開催する予定となっていたからだ。この最終公演は普通「千秋楽」と呼ばれている。

「パジャマドライブ最終公演のチケットが取れて本当に運が良かったよ。この歴史的な公演に立ち会えるんだから、ボゴールからはるばるやって来たかいがあるってものだ」とボゴール第3高校卒業生のリスフィは興奮しながら語った。

これはリスフィに限った話ではない。他の数百人のJKT48ファンたちも同様に気持ちの昂ぶりを感じていた。そう、JKT48が歌う「パジャマドライブ」のセットリストに最後に立ち会うのは彼らなのだから。「天使のしっぽ」「二人乗りの自転車」「僕の桜」などの曲をJKT48はこの数か月間歌い続けてきたが、ファンたちもすっかり覚えてしまったこのセットリストにもついに別れの時がやって来た。

劇場の中に足を踏み入れると、特別な雰囲気がさらにはっきりと感じられた。幸運にもチケットを手に入れた観客たちが会場を埋め尽くしていた。その夜に集まったファンの多さに圧倒されたのか、会場内に取り付けられた冷房装置が本来の役割を果たすことはなかった

しばらく待つと、ついにパジャマドライブ公演の幕が上がった。「初日」「必殺テレポート」「ご機嫌ななめなマーメイド」「二人乗り自転車」と矢継ぎ早やに曲が披露された。

まだ息を切らしていたが、メロディーは最終公演を見に来た観客へ向けて語りかけた。感動的な雰囲気がたちまちその場に広がった。初めて「パジャマドライブ」セットリストのレッスンを行なった時、観客の前で披露した時の思い出をメンバーが1人ずつ話していった。JKT48加入当初を思い出したディクの瞳から一滴の涙がこぼれ落ちた。

「JKT48に入ったばかりの頃、私は歌やダンスが全くできなくて、本当になさけなかった。他のメンバーと比べると、まるで初心者のようだったから」と涙をこらえ、しゃくりあげながらディクは語った。

「レッスン中のあの出来事は忘れられないと思う。先生にダメ出しされたのが悲しくって。恥ずかしさもあって、トイレに隠れて泣いていたの」とステラはかすれた声で言った。

メンバーたちはファンの前で常に最高のパフォーマンスが見せるために、がむしゃらに努力を重ねてきた。だからこそ、パジャマドライブ最終公演はメンバーにとってもファンにとってもまさに特別なものとなり得たのだ。

New List, New Member!
パジャマドライブ公演は無事に千秋楽を迎えたが、JKT48の劇場公演がこれで終わった訳ではない。パジャマドライブ公演はこれからどこまでも続いていくであろうJKT48の歩みのほんの始まりに過ぎない。2012年12月26日に披露された新セットリストがそれを証明している。

さらに、AKB48から移籍してきた2人の新メンバー、高城亜樹と仲川遥香も2012年12月26日にJKT48メンバーとしてデビューを果たしている。秋元康率いるアイドルグループJKT48の活躍からますます目が離せなくなってきた。2名の新メンバーの他に、31名の第2期メンバーの活躍も期待される。

So, get ready for JKT48’s attack part two, guys!

『HAI Magazine』、2013年1月7日号

   
メロディー「このパジャマドライブで私たちは劇場公演の第一歩を踏み出しました。私たちはみんな、中にはダンスの基礎があったメンバーもいると思いますが、全員ができた訳ではありません。だから、私たちはこの場所で一生懸命レッスンに打ち込んできました。これは私たちが歩んできた道のりですが、それは同時に皆さんが歩んできた道のりでもあります。私たちがともに歩んできた道のりなんです」

ディク「パジャマドライブがあったから、私はダンスができるようになりました。パジャマドライブがあったから、ステージの上に立つことができました。それがどんな気持ちかも味わうことができました。皆さんに出会い、楽しんでもらうことができました...(涙で言葉に詰まる)」 

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