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ドクター・ボイクの性の悩み相談室(5)
断食月に入り、私は夫とこの断食月の1か月間、性行為をタブーとすることで合意しました。これはセックスの絶対禁止を含め、悪い行いから遠ざかることで、できる限り最良の方法で謹んで断食の義務を果たしたいとの思いからです。

先生にお伺いしたいのは、私たちは1か月もの間、性行為をタブーとする訳ですが、こうしたタブー視は自然なものなのでしょうか。その効果と影響はどのようなものであると考えられますか。そして、今後の私たち夫婦の性生活に影響はあるのでしょうか。

宗教および家庭内の円満な性生活の面から見た場合、こうしたタブー視を先生はどう評価されますか。私自身は心の奥底では断食月の間、セックスをタブー視するという夫の考えを拒否しています。しかし、他人のお世話になっている、すなわち私たちがまだ夫の実家で暮らしているという事を考えれば、夜中にたびたび風呂場に向かうという事もはばかられます。その結果、私たちは前述の合意に至った次第です。その他にも、もちろん断食月の義務に関する別の意図もありますが。

よろしくお願いいたします。お答えいただければ幸いです。(インドリアナ・デウィ)

回答:

そうした考えは、「何かを損なっている」と感じることなく夫婦間で合意がなされたのであれば、特に否定するべきものではないでしょう。いずれにしても、セックスとは(性行為によって)表現され、(宗教的義務へ)昇華され得るエネルギーであり、結果として、健康を脅かすことはありません。

当然これには夫婦間でのきちんとした意思疎通が必要とされますし、断食前のセックスの頻度が頻繁であればなおさらです。

もし仮に、夫が求めるために断食中はセックスをタブー視するという決意が道半ばに終わったとしても、それが(その日の断食が明けた)夜間である限りは応じてあげましょう。そして、それを間違った行為だと思う必要はありません・なぜなら、イスラムではその日の断食明け後の性行為は許されているからです。

【管理人コメント】
念のために付け加えておきますが、ボイク先生はイスラム教の宗教指導者ではなく、医師及びセックスコンサルタントです。当然のことながら、この人の回答が全てのイスラムを代表するものではありません。

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