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今年のテーマは「日本・インドネシア、いつも一緒に...」

ジャカルタ日本祭りにドラえもんとJKT48が登場

今年もまた「ジャカルタ日本祭り」の季節がやってきた。このイベントはインドネシア首都ジャカルタ特別州と日本の協力のもとで2009年から毎年行われており、今年は9月1日から8日までの1週間開催される。 
ジャカルタ日本祭り実行委員会委員長の小林一則はこのイベントを成功させるために日本市民へ協力を呼びかけた。「インドネシアと日本は長きにわたる関係を築いており、今後も共に発展し喜びを分かち合っていければと考えています。皆様のご来場をお待ちしています。どうぞジャカルタの日本フェスティバルを楽しんで下さい」と小林は8月26日月曜日、ジャカルタのバリコタで語った。

ジャカルタ首都特別州知事のジョコ・ウィドドも同じ機会に、この今回で5回目を数える文化フェスティバルは、日本とインドネシアの非常に良好な関係を裏付けるものであると語っている。また、期間中にジャカルタの独立記念塔で開催されるイベントが楽しみのひとつでもあるという。

「私も来る1日から8日を楽しみにしています。モナス(独立記念塔)で行われる野外イベントもあります。8日のモナス会場は(インドネシアの)皆さんが日本文化を知る機会になるでしょう」とジョコウィは語った。

このジャカルタ日本祭りは来月9月1日にモナスからブンダラン・HIへのパレードで開幕し、クニンガン地域でオープニングセレモニーが催される。9月2日から7日にかけては、アニメフェスティバル(6日)といった日本文化を紹介するイベントや、野球やサッカー(7日)などのスポーツイベントも開催され、8日には閉幕を迎える。子供たちにはドラえもん、若者向けにJKT48のステージが予定されている。

ワールド・ポリス・パレード

今年のジャカルタ日本祭りはこれまでとは一味違う。この年に1回のフェスティバルを盛り上げるために、世界各国の警察によるパレードが開催されるからだ。

「今年は世界各国の警察によるパレードがあります。インドネシア、日本、アメリカ(ニューヨーク)、韓国(ソウル)、ベトナムという5か国の代表がパレードを行ないます。また、アニメフェスティバルも3年連続で開催されます」と小林は語った。

小林はまた、このイベントはジャカルタの市民とそこに暮らす日本人との交流の場であると話した。

フェスティバル初日には「寿司バトル(寿司握り競争)」やJKT48のステージ、最終日にも多くの行事が予定されている。音楽イベントの他に、伝統舞踊のステージなどもある。

「8日の最終日は毎年、2つの文化が融合する場となります。私たちは日本の雰囲気をお見せしたいと思っています。今年もそうした雰囲気を楽しんで頂きたいです」と小林は語った。

日本の鹿取克章駐インドネシア大使は特別な来場者数目標は設定していないと話す。

「特別な目標はありませんが、昨年度までは非常に多くの来場者がありました。最終日の来場者はおよそ3万5千人でした。今年もまた多くの方に足を運んでいただけることを願っています」と鹿取大使は語った。

2013年8月26日「Merdeka.com」

2012年ジャカルタ日本祭りの様子

JKT48は昨年度も参加 
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JKT48のステージ


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参考:ジャカルタ日本祭りとは
    2008年、日本とインドネシアの国交50周年を記念するイベントが開催されましたが、その際、燃え上がったこの友好の炎をこのまま燃やし続ける方策はないものかとの声が上がりました。そこからインドネシアを愛する在留邦人が集まり、またジャカルタ市民及びジャカルタ州政府からも共感の声が上がり、過去50年に育まれた友好を基礎に、時代が変化しても両国の友好の絆がもっと広がり、もっと強くなることを願った「ジャカルタ日本祭り」(JJM)が誕生したのです。このJJMは2009年に第1回JJMが「永遠も友好への第一歩」とのテーマにより開催されて以後、年々新たな企画が取り入れて規模を大きくしてきました。昨年2012年には第4回が「深まる絆、広がる交流、インドネシア・日本」とのテーマにより開催し、クロージング・イベントには3万人以上の入場者が集まる大イベントとなりました。本年、このジャカルタ日本祭りも第5回目を迎えることになりました。 

   日本とインドネシアは1958年に国交を樹立してから本年が55周年当たります。それ以来これまで両国は経済分野のみならず様々な分野において友好協力関係を深めており、また両国の市民間においても様々な交流が活発化するなど、いまではお互いになくてはならない友人関係にまで発展しています。2011年3月11日に日本で発生した東日本大震災の際にインドネシアの市民の皆さんから我々に勇気と友情と惜しみない支援の動きが起こりました。困ったときに手を差し伸べてくれる友は真の友、といいますが、このことは両国の市民関係が友人関係にまで昇華していることの一つの証左といえるのではないでしょうか。 

   時代は急速に変化しており、それにともなって日本とインドネシアの関係も大きく変わりつつあります。こうした中にあって、これまでの55年間の友好関係を基礎に、これからもお互いに手を取り合って一緒に前進していこう、と両国市民の皆さんに訴えることを意図して「日本・インドネシア、いつも一緒に…」を第5回「ジャカルタ日本祭り」のテーマとしました。このテーマの下、両国市民の友好の炎がこれからも強く燃え続けるようインドネシアの市民の皆さんと手を取り合って、本年もこの友好の絆を紡ぎ続けていきたいと思います。 

ジャカルタ日本祭り実行委員会委員長

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