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3度の握手会にみるJKT48ファンの増加について

結成からおよそ2年。アイドルグループJKT48が想像を超える人気の高まりを経験している。結成当初はわずか数十名を集めるだけだったJKT48だが、現在ではすでに数百万のファンを抱えている。JKT48のファンの数に関しては、少なくとも彼女たちの公式フェイスブックサイトでは「いいね!」の数が150万を超え、公式ツイッターアカウントのフォロワー数は記事執筆時点で96万6915人に達している。ファンたちは国内だけではなく、シンガポール、マレーシア、日本、そしてアメリカなど海外にもいる。
ファン数の増加はテレビに映るJKT48の各ステージではっきりと確認できる。この点に関しては、昨年2012年8月14日にユーチューブに投稿されたビデオに記録として残されている。そのビデオではJKT48ファンのステージ毎における著しい増加を時系列順に確認することが出来る。色とりどりのペンライをを振り上げ、特徴的なエールを叫ぶファンたちは非常に結束してJKT48のステージスケジュールを追っているようだ。
 
上記の2つの指標以外にも、音楽産業関係者の大きな注目を集めているのがJKT48のオリジナルCD売り上げの増加だ。デビューアルバムの「Heavy Rotation」から第2弾シングル「夕陽を見ているか?」までのCD販売枚数は増加の一途をたどっている。先日発売された第3弾シングル「恋するフォーチュンクッキー」に関して、ヒッツ・レコード代表のクレメント・レオポルドは次のように語る。

「JKT48の地方での直接販売は『Heavy Rotation』から先日の『夕陽を見ているか』まで行なっています。このイベントへの注目も高まってきています。様々な都市に出向いての販売が注目されているのです。私たちとしても、オリジナルのCD購入呼びかけに多少なりとも成功したことに誇りを感じています。それは私たち、レーベル、マネージメント、そしてJKT48メンバーの努力が無駄にならなかったという事ですから」とクレメントは語った。

このJKT48が所属するレーベル、ヒッツ・レコード関係者のコメントは現場でも十分に証明されている。これは現在までに3回開催されている握手会ベントに参加したファンたちの熱狂から見て取れる。これら3回の握手会イベントでは参加するファンの数は著しく増加しており、それは会場となったfXスナヤン・ショッピングモールの握手会参加者数の変遷からも分かる。こうした現象はこれまでの「LangitBerita.com」の握手会イベントの記事で視覚的にも記録されている。

2013年4月14日に開催されたアルバム「Heavy Rotation」握手会では、JKT48劇場があるfxスナヤンモールの4階ほぼ全てがファンで埋め尽くされた。ファンたちは他のいくつかの階にも見られたが、人数はそれほど多くはなかった。この第1回握手会では、それぞれの場所にメンバー1人が入っている6つのルートで、10セッションに分かれて行われた。セッションの割り当ては最も多いメンバーで2つが与えられた。チームJメンバー13人と研究生1人が2つのセッションを割り当てられた。
 
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「Heavy Rotation」握手会で4階に詰めかけたファン

JKT48第1弾シングルとなった「RIVER」握手会は2013年6月12日に開催され、会場となったfXモールには前回を上回る参加者があった。その理由のひとつが、「JKT48公式ガイドブック」のサイン会イベントが握手会と同時開催されたことだ。この時、握手会はモール4階のJKT48劇場で、サイン会はモール5階で開催された。結果として、4階と5階という2つに階にわたって非常に多くのファンの姿が見られた。

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「RIVER」握手会+サイン会時の4階と5階の様子

そうした視覚的な調査だけではなく、各メンバーに割り当てられたセッションの最大数も3となった。「RIVER」握手会イベントではセッション数3を割り当てられたのは、メロディー、アヤナ、フェ、ベビー、ナビラ、シャニアの6名。セッション数2を得たメンバーは、ハルカ、ガイダ、ステラ、キナル、シンディ・ユフィアなどの11名。握手会は6ルートで12セッションが行われ、メンバー22名分の握手会チケットが売り切れとなった。

第2弾シングル「夕陽を見ているか?」握手会は2013年9月14日に開催され、参加者数もさらに増加した。これはイベント会場が2カ所に増えたことが示している。会場となったfXモール4階のJKT48劇場では6ルート、3階では13ルートが設置され、それぞれ8つのセッションが行われた。この握手会イベントではチケットが売り切れたメンバーも26名にのぼった。この数字には握手会が延期となったメンバー3名分は含まれていない。
 
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「夕陽を見ているか?」握手会、3・4・5階の様子

今回の握手会ではメンバーへの割り当ても増加した。セッション数5が割り当てられた。アヤナ、フェ、メロディー、ナビラ、ベビー、シンディ・グラ、キナル、ハルカ、レナ、シャニア、ステラ、シンディ・ユフィア、フィニ、ナオミ、シンカ、あきちゃの16名。セッション数4は、ロナ、ヨナ、ノエラ、イカ、ガイダ、ソニャの6名。その他に、セッション数3のメンバーやセッション数がわずか1つのメンバーもいた。

「LangitBerita」が撮影した写真からは、3つの地点のおけるファンの密集具合が視覚的に確認できる。握手会参加者は3階と(JKT48劇場がある)4階に詰めかけただけではなく、すでに握手会を終えたり、次のセッションを待っているファンたちの姿が5階にも見られた。4階でも握手会参加者の長い列ができていた。この握手会に参加した「LangitBerita」スタッフによる直接のモニタリングに基づくと、行列が受付の机まで到達するまでに20分から40分を要したという。

こうしたイベントにおけるCD販売枚数に関して公式の数字は発表されていない(※下線は訳者)が、人気の高まりからある程度の予測はできる。ツイッターアカウント「@Wartawota48」が公表した統計シミュレーションによると、握手会ベント関連のCD売り上げ枚数は増加し続けているという。シングル「RIVER」のシミュレーションでは握手会での売り上げは8976枚から1万1220であると予測されている一方で、シングル「夕陽を見ているか?」のそれは1万3752枚から1万8336枚となっている。CD売り上げ高も当然増加していると考えられる。「RIVER」握手会では3億5904万ルピアから4億4880万ルピアであった売り上げが、「夕陽を見ているか?」握手会では5億5008万ルピアから7億3344万ルピアとなっている。

こうした人気の高まりはおそらく今後のイベントでも続いていくだろう。当然イベント主催者側にもさらなる周到な用意と対策が求められる。今後の握手会イベントでさらに大規模な会場が必要となるといった事もあり得ない話ではない。JKT48メンバーと握手会参加者にとっての快適さが最優先されるべきだからだ。いつの日かスナヤン・インドア・テニス競技場モナス(独立記念塔)、はたまたグロラ・ブン・カルノ・スタジアムを会場にした握手会が行われることはあるのだろうか。その答えは今後の時の流れの中で明らかになるだろう。

2013年9月20日「LangitBerita」

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