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アニメ映画「ポケモン」をまだ覚えているでしょうか。今回、ポケモンシリーズ最新作がインドネシアの映画館で初めて上映されることになりました。
株式会社ポケモン(東京都港区、代表取締役社長 石原恒和)と株式会社ティ・ジョイ(東京都中央区、代表取締役社長:岡田裕介)は2013年11月6日水曜日から共同で、シリーズ最新作「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』」と短編映画「ピカチュウとイーブイ☆フレンズ」をインドネシアのジャカルタ周辺地域で配給します。

インドネシアのポケモンファンももうすぐ最新作を楽しむことができます。インドネシア第2位の規模を誇るシネプレックス「Blitzmegaplex」がジャカルタおよびその周辺の9つのシネプレックスで上記作品を上映します。また、インドネシアの上映特典として、エンディングテーマにはJKT48が歌う「未来の果実」が使われます。

The Japan Foundation, Jakarta
2013年10月13日「公式フェイスブックページ」投稿

JKT48 -「未来の果実」


日本でも報道される
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ポケモン映画、インドネシア初の劇場公開 ティ・ジョイと株式会社ポケモンの共同配給

「ポケットモンスター」は、世界的に人気の高いゲーム、キャラクター、アニメとして知られている。しかし、ゲームやキャラクターの人気の高さに比べて、劇場アニメの公開は意外に少ない。日本のアニメ作品が、海外の映画配給になかなか乗らないことが理由だ。
 
そうしたなかで、「ポケットモンスター ベストウイッシュ『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』」『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』が、インドネシアで劇場公開されることが決まった。インドネシアで「劇場版ポケットモンスター」シリーズが公開されるのは、これが初めてだ。2013年11月6日より、全国のシネマコンプレックス9サイトでの上映となる。これは日本の配給会社が、直接、海外配給することで可能となった。

インドネシアでの劇場配給は、日本の映画配給会社ティ・ジョイとポケットモンスター関連のマネジメントを管理する株式会社ポケモンが共同で行う。「劇場版ポケットモンスター」シリーズは、長年、東宝が配給している。日本の企業が海外配給をするのも異例だが、海外ではあるが国内のライバル会社がその配給を手がけるのも異例だ。ティ・ジョイにとっては、自社配給映画以外では、初の海外配給となる。
 
ティ・ジョイは、これまでもアジアを中心に海外での配給事業を行っている。これは海外のシネコンチェーンと連携すること実現する。アニメや実写など、日本の最新の映画作品を定期的に上映することに成功している。今回はインドネシアでシネコンチェーン2番手のBlitzmegaplex チェーンと協力する。

ティ・ジョイは2013年春には、ジャカルタで「Jimpact-JAPAN ANIME+ J-POP WEEK 2013」とタイトルした、日本コンテンツの上映特集も主催した。こちらは日本のアニメとライブコンサートのシアター上映から構成したものだ。こうした経験が、今回の上映企画にもつながったと言っていいだろう。
 
また、映画公開にあわせたプロモーション企画も実施される。インドネシア国内のローソン全63店で、ポケモンキャンペーンが行われる。日本アニメの海外展開では、しばしばアニメと関連商品、サービスの展開がバラバラなのが弱点とされている。今回は映画とリテールを組み合わせることで相乗効果を狙う。東南アジア地域でのアニメ、キャラクター展開としても注目される。

『ポケットモンスター ベストウイッシュ『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』、『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』は、日本国内では2013年7月13日より東宝系にて劇場公開されたシリーズ最新作である。劇場興収は30億円を超えるヒット作だ。ティ・ジョイは、今後も海外向けの配給展開を続ける方針だ

2013年10月16日(水) 「animeanime」