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先日12月21日に行なわれたJKT48結成2周年記念コンサートの関連記事がインドネシアの有力紙「ジャワ・ポス」に掲載されたのでご紹介します。内容はコンサートのサプライズについてです。

「#INFO JKT48が今日のジャワ・ポス紙に掲載」

JKT48コンサートでのサプライズ
メロディーがキャプテン、メンバー3名が卒業へ

 アイドルグループJKT48は12月21日土曜日、ジャカルタ・コンベン・ションセンターでグループ結成2周年を記念するコンサートを開催した。「Perfoming All Out! 友達になってくれてありがとう」と銘打たれた今回のコンサートは14時と19時の2公演が行われ、いずれも成功のうちに幕を閉じた。

2011年11月にデビューし、翌月12月17日にテレビ初出演を果たしたJKT48は大きく成長した。グループの成功はファンの応援のおかげであると彼女たちは理解している。今回のコンサートにはこれまでに支えてくれたファンへの感謝という意味が込められている。

今回のコンサートは2公演でひとつの物語という位置づけのため、披露された曲もそれぞれ異なっていた。第1公演はエピソード1、第2公演はエピソード2と名付けられた。これら2つのエピソードでは初のオーディションから現在に至るまでのJKT48の歩みが語られた。コンサートの合間に発表されたサプライズもそれぞれ異なっていた。

第1公演では新曲「少女たちよ」が披露された。公演終盤にはチームJの新セットリストが「誰かのために」に決まったと発表された。チームJキャプテンのキナルがメンバーを代表してこの発表がサプライズであったと語った。

「私たちも初めて知りました。JKT48には必ずサプライズがあります。今のセットリスト『恋愛禁止条例』が12月28日で千秋楽を迎えることはもちろん知っていましたが、新しいセットリストが『誰かのために』であるとは全く知りませんでした」とキナルは第1公演で説明した。

同じくチームJのメロディーも今回のコンサート終了後に練習を始めることになるだろうと付け加えた。「これから一生懸命に練習します。1日でも早くみなさんに披露したいです」とメロディーは語った。昨日のコンサートはJKT48にとってジャカルタで開催した2回目の大規模コンサートとなる。1回目は7月に行われた。日本出身のJKT48メンバーであるハルカは2つの公演に出演できることを大いに喜んでいた。

「劇場公演はしょっちゅうやっていますが、コンサートはまた別なんです。コンサートだと歌う曲や観客も毎回違うので。衣装も新しいですしね」とハルカはますます流暢になったインドネシア語で語った。

第2公演では新曲「New Ship」が披露された。過去にメロディーはAKB48が歌う「New Ship」のビデオクリップに特別ゲストとして出演した事があるが、今回はJKT48が歌っている。そして、メロディーがJKT48全体のキャプテンとなることが発表された。キナルはチームJ、またナオミはチームKIIIのキャプテンを引き続き務める。

今回のコンサートは3人のメンバーにとって最後のコンサートとなった。ステラ、ソニャ、ディアスタはすでに卒業の意志を固めている。

2013年12月23日「Jawa Pos」

『ジャワ・ポス(Jawa Pos)』紙はインドネシア・スラバヤを本社とする全国日刊紙。全国の地方紙100紙以上にネットワークを持ち、記事を配信している。首都ジャカルタに本社を置く新聞社で、『ジャワ・ポス』と同様のネットワークを持っているところはなく、インドネシアのクオリティペーパーとされる『コンパス(Kompas)』も全国地方紙のカバレッジでは『ジャワ・ポス』に大きく後れを取っている。

参考: 「ジャワ・ポス紙編集部訪問」-インドネシアあるくみるきく

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