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インドネシアのネット掲示板で「桜の国・日本で断食月を迎えたインドネシア人女子大学院生の思い出」というスレッドを見つけたのでご紹介します。

日本で断食はあっという間
2013年7月16日火曜日14時31分(WIB)

TRIBUNNEWS.COM-ライラ・ゾーラ工学博士、これが彼女のフルネームだ。バンジャルマシン出身のライラは幸運にも、日本で断食を経験する機会を得た。東京から電車で1時間、千葉市でのことだ。

ライラは当時、修士課程に進むため2004年に来日した。2001年にも研究員として日本に1年間滞在したライラは、「ありがたいことに文部科学省から奨学金を得られたので、2004年に再び日本へ向けて出発しました」と語った。

2004年の来日当初、ライラは1年間、千葉大学で行われる日本語学習プログラムに参加した。これは当時の奨学金選抜プロセスに必修事項として組み込まれていたものだ。

一年間の日本語学習プログラムを経て、ライラは千葉大学都市計画研究室で半年間のオリエンテーションの機会が与えられた。彼女は修士課程中、この研究室で建築保全を専攻した。

「私は南カリマンタンのコンサルタント会社で働き、その時貯めたお金を頼りに日本へ向かいました。加えて、母が献身的な応援の他に、他者よりも抜きんでた存在になるようにという強いモチベーションを私に与えてくれました」とライラは生き生きと語った。

2001年の来日時、ライラは東京から電車で四時間の前橋市で暮らし、前橋工科大学で学んだ。首都である東京から遠く離れ、都会の喧騒とも無縁の土地だった。

ライラが当時、日本に留学を決めたのは、自らの運命を変え、日本で奨学金を得ることで自分で生計を立てながら勉学に励みたいとの思いからであり、インドネシアへの帰国後は皆に語れるような多くの人生経験を積めるだろうと考えていた。

「2002年に入ると、私はインドネシアに帰国する意思を固めました。というのも、当時の奨学金は非常に少額で、全ての時間を研究に当てることができなかったからです」

「当時の私は、実験室での研究の他に、キャンパス近くの寿司屋や焼き鳥屋でアルバイトもしなければなりませんでした。調理、皿洗い、ウェイトレス、クリーニングサービスなどを担当しました。どのアルバイトも1日7時間の労働が求められました」とラウラは微笑みながら当時を振り返った。

2004年の2度目の来日で、1977年6月29日生まれのラウラは初めて成田空港に降り立ち、千葉大学のキャンパスに向かった。その道中、彼女は非常に心温まる街の雰囲気に感動を覚えたという。

「白やピンクの桜並木が私を歓迎してくれているかのようでした。とてもロマンチックな街の雰囲気に迎えられ、あらゆる努力の末の来日できたことを喜びました。千葉の街並みは整然かつ清潔で、たくさんの信号機がありました。その全てがお互いを尊重し、注意を促しているかのようでした。タクシーのドアも自動で開くんですよ。自分で開ける必要なんてないんです」とラウラは語った。

2004年の断食月。当時はまだ独身だった彼女は、千葉のインドネシア留学生コミュニティに頻繁に顔を出していた。この会では場所を色々と移しながら、皆でその日の断食明けを祝うことも多かった。

「嬉しかったのは日本での断食がちょうど冬だったことです。断食が朝の5時に始まり、午後4時30分には断食明けを迎えます。本当にあっという間で、断食をしているという感覚はありませんでした。特には東京の広尾モスクに出かけることもあり、皆とその日の断食明けを過ごました。モスクではコーランを詠み、サフール(断食期間の夜明け前の食事)を取ると、朝方に再びアパートへ戻りました。自宅でサフールを迎える場合は、寂しさを感じないように、大学のムスリムの友人と一緒に電話をかけたり、チャットをしながらご飯を食べたりしていました」とラウラは熱心に話した。

ラウラによれば、断食明けの雰囲気を目にした日本人は、インドネシア人の習慣にとても感銘を受けていたという。断食明けでは溢れんばかりのご馳走があり、誰であっても皆で和気あいあいとソト・バンジャルのようなバンジャルマシンの名物料理に舌鼓を打っていた。

ラウラはサフールや断食明けにはいつも通り自炊をしており、千葉の仲間たちとコーランを詠むために集まってもいた。しかし、断食の習慣が勉強の邪魔をすることはなかった。研究のために、朝の8時には実験室に出向いていた。

「私たちは定められたタイムスケジュールに沿って勉強に励み、一生懸命頑張りました。断食があっても無くても違いはありません。いつも通りに行動するだけです。日々の断食明けを同じムスリム同士で集まって迎えることはリフレッシュになりました。時には実験室で断食明けを迎えることもありましたが」とラウラは語った。


インドネシア人の反応
↓↓↓↓↓↓
  • 外国で断食を行なうなんてスゴイと思う。色々と誘惑もたくさんあるでしょ。インドネシアじゃ、屋台、カフェ、歓楽街なんかは断食中の人間を尊重するように求める人なんかもいて、自主的、もしくは強制的に閉店したりするからね。
     
  • 断食中に目に入る誘惑は外国の方が大変だろうね。
     
  • 奨学金をもらって日本に留学できるなんてスゴイじゃないか。俺も日本へ行きたいな。
     
  • 日本へ行けるなんて本当に幸運だったね。俺も小さい頃からの夢なんだけど、いまだに実現できずにいるよ。
     
  • 外国であっても、信仰を守り、断食を続けるなんて素晴らしいな。インドネシアでは街の雰囲気が断食がしやすいように変わるけど、それでも断食を続けられない人も多い。ましてや、外国だと誘惑も多いだろに。
     
  • 素晴らしい!俺も日本で断食を経験してみたくなった。
     
  • これはうらやましい話だな。俺も日本での生活どんなものなのか体験してみたいよ。
     
  • 何重もの誘惑に耐えてよく頑張った。外国であっても宗教上の義務を果たしている全てのムスリム/ムスリマに敬意を表したい。
     
  • 一度でいいから海外に留学してみたい…
     
  • 確かに冬の断食はなかなか良さそうだけど、今は夏だし、日本じゃ断食の時間ももっと長いんだろうな…
     
  • 俺はこれまでに一度も外国で断食を経験した事がないんだ。だって、一度も外国に行ったことがないからね(笑)
     
  • 日本にも断食があったんだね!
     
  • これは興味深い経験だね。異なる文化を持った素晴らしい国が断食月では障害にもなり得るということか。この女性にはこれからも頑張ってほしい。
     
  • 日本でそんな風に断食をできるなんてスゴイね。この女性に神の恵みがありますように。
     
  • 素晴らしい。このスレからは色々とインスピレーションを感じた。
     
  • 日本だと断食月の誘惑がものすごいんだろうな…
     
  • ああ、スレ主が紹介した留学生は俺の先生だよ。俺が大学生の時、日本で大学院を修了した先生と一緒にカリマンタンで調査をしたことがある。先生、これからも頑張ってね!
     
  • そうか、日本では桜の木が街を彩っているのか…インドネシアで桜の木って見れるのかな?
     
  • 奨学金をもらって日本へ行けるなんていいな。でも、行ったのが2004年ってことは2013年の今だと夏の暑さはもっとヒドイことになってるんだろうな。俺が奨学金をもらって日本へ留学できるように祈っててくれ。
     
  • 奨学金をもらって何度も日本へ行けるなんて羨ましいな。
     
  • 日本に行きたい!ニンジャ・ハットリに会いたい!
     
  • インドネシアはいつ日本のようになるのだろうか。美しく清潔、そして安全な国で断食をしてみたいものだ…
     
  • 俺も中国で断食月を迎えたことがあるけど、ちょうど夏場だったせいもあって、インドネシアよりも断食の時間はちょっと長かったな。
     
  • 日本での断食時間って意外な事にインドネシアよりも短かったんだね。
     
  • 良いスレだった。俺もますます日本へ行きたくなってきた。日本へ旅行するのは高校からの夢だからね。まあでも、海外旅行するならサウジアラビアが先になるかも…
     
  • この女性は本当にめったに経験できない体験をしてきたんだと思うよ。
     
  • 日本で生活するなんて大変だよ。何でも高いんだから… 所で今はちょうど夏だから、断食の時間ももっと長いんだろうね。
     
  • 桜の木が至る所にあるなんて、本当に美しい国なんだね。
     
  • 街並みが美しいんだね。俺もまた日本語の勉強を再開しようかな。いつか日本へ行く機会があるかもしれないしさ(笑)
     
  • スレの内容と全然関係ないけど、博士号を持ってるなんてスゴイなあ。
     
  • 外国で断食を行なう時に一番大変のは、安全なハラール・フードを確保する事。この女性はまわりに一緒に断食をする仲間がいて運が良かったと思うよ。
     
  • 断食は勉強の妨げにはならない。素晴らしい話をありがとう。
     
  • 本当にスゴイね。外国であってもきちんと宗教上の義務を果たしているなんて。
     
  • 日本ってのは素敵な国だからな。俺も日本で断食をやってみたいけど、そんな日はいつ来るのだろうか?
     
  • いいね、いいね。俺も日本での生活がどんなものなのか体験してみたくなったよ。
     
  • 俺も日本へ行きたい!でも、留学じゃなくて旅行だけど(笑)
     
  • 俺も日本へ行きたくなったけど、一体それはいつの日になるのだろか。日本へ行けるだけのお金が早く貯まりますように。
     
  • 日本は冬だとたったの11時間30分で断食が終わるのか。これはいいね。
     
  • 俺も日本で暮らして、断食の雰囲気を味わえるといいんだけど。
     
  • ムスリムが少ない国で断食をするなんて本当に大変なことだと思う。
     
  • 俺も昔、札幌の学校に通っていた頃を思い出したよ。夏場で気温は20度くらいだったかな。その頃ちょうど断食月を迎えたんだけど、インドネシアよりも断食の時間が長くてちょっと大変だったなあ。断食月が終わると、レバランを迎えるために東京へ移動したりしてさ。あああ、あの頃が懐かしい。今はブカシに住んでるけど、インドネシアは暑すぎる(笑)。
     
  • 日本は発展しながらも伝統文化をきちんと保ち続けている国のひとつ。本当に素晴らしいと思う。
     
  • 日本は断食の時間がすごく長いって聞いたけどな。俺の中学校の先生が日本留学時代の思い出を話してくれたんだ。
     
  • 俺もシンガポールで断食をしたことがあるけど、本当に良い経験だった。シンガポール人も断食中のイスラム教徒のことをものすごく尊重してくれたし。
     
  • このスレはキロロの「未来へ」を聞きながら読むのにぴったりだね。この女性には頑張ってもらいたい。神はいつもあなたのことを見守っているよ。
     
  • 日本は興味深い国だな。待ってろよ、俺もいつか日本へ留学するからな!

【管理人コメント】
人気スレッドです。「日本に行きたい」的なコメントがたくさんありますが、これはわざわざその手のコメントを選んで翻訳しているからではありません。どのページを開いてもそんなコメントばかりでした(普段参照しているインドネシアのネット掲示板「Kaskus」は20コメント単位でページが切り替わります)。ちなみに、今年の断食月は7月28日で終了しました。

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