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写真:ソース

2014年12月15日にインドネシアのクラカタウ・ポスコ社で発生した爆発事故に関する現地報道をまとめました。事故の詳細な原因等は現時点では不明ですが、重傷者を含む複数の負傷者が出ているようです。クラカタウ・ポスコ社は韓国鉄鋼最大手のポスコとインドネシアの国営鉄鋼会社クラカタウ・スチールの合弁会社(出資比率はポスコが70%、クラカタウが30%)で、インドネシアのジャワ島北西部チレゴンで一貫製鉄所を運営しています。

【関連記事】(今年三月の事故に関するまとめ)
「インドネシアの韓国ポスコ製鉄所で爆発」に関する現地報道まとめ 

クラカタウ・ポスコ社で爆発か?
2014年12月15日14時3分


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Rabarbanten.com - 2014年12月15日月曜日13時10分頃、チレゴン市のクラカタウ・ポスコ社で爆発が発生した。爆発音とともに濃い煙が立ち上り、チレゴンのメラック港まではっきりと見て聞き取れる程だった。

メラック港の埠頭にいた住民たちはその爆発音には非常に驚いたと証言している。「驚きましたね。一体何が起こったのかと。煙がもうもうと立ち上っていくのが見えました」とスマトラ島へ渡ろうとしていたファンディ(33)は語った。

クラカタウ・ポスコ社の製鉄所で発生した爆発は、現場からさほど離れていない場所に暮らすチマンダン・クバンサリ村の住民、シハブディン・シディックによって裏付けられた。

元地方議会議員でもあるシハブディンは「rabarbanten.com」に爆発の有無を知らせるためにブラックベリーメッセンジャーを通じて写真を送ってきた。「ええ、ちょうど今クラカタウ・ポスコでまた爆発が起こりました。発生原因は現段階では不明です」とシハブディンは語った。

現在までにクラカタウ・ポスコ社側からの説明は一切行われていない。


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クラカタウ・ポスコ社の爆発で負傷者
2014年12月15日15時2分

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Rabarbanten.com - 2014年12月15日月曜日にクラカタウ・ポスコ社で発生した大規模な爆発では2人以上の負傷者が出たとされている。同社で働く作業員が一人また一人とチレボン市のクラカタウ・メディカ病院集中治療室に搬送されていった。負傷者の詳細はまだ判明しておらず、一部は重度のやけどを負っていた。

ひとりの男性作業員が最後に救急車に乗せられた。やけどを負っていたが、クラカタウ・メディカ病院集中治療室に搬送されることはなかった。

負傷者が身に着けていた衣服は大部分が焼けただれているように見えた。残念ながら、クラカタウ・メディカ病院集中治療室を担当中の警備員は取材を行なおうとする複数のメディア記者の前に立ちふさがった。「すみません。記者の方が写真を撮ることを禁じるよう上司から言われています」と警備員のジョコ・マルヤントは話した。

「Radarbanten.com」はクラカタウ・メディカ病院集中治療室でクラカタウ・ポスコ社の従業員や外国駐在員が何度も往復しる姿を目撃した。程なくしてチレゴン労働移民局のラフマトゥラがクラカタウ・メディカ病院に到着した。「まずは負傷者の状況を確認するつもりです」と集中治療室に入りながらラフマトゥラは語った。


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クラカタウ・ポスコ社の爆発で7名の負傷者
2014年12月15日17時1分

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Radarbanten.com - クラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・フェラニア・カスグルは、今日13時10分頃の爆発は製鋼プラント、すなわち溶銑から溶鋼への加工を行う工場で発生したと話した。この爆発は、製鋼プラントエリアで溶銑を注入するという通常の稼働中に起こったものだという。

「今回の出来事は取鍋(ladle)から転炉(converter)へ溶銑を注入する際に起こりました。転炉へ注入する溶銑を貯め置く場所です。普通は何の問題もないのですが」とクリスティナワティは2014年12月15日月曜日、「radarbanten.com」に話した。

激しい爆発に合わせて濃い煙が立ち上った今回の事故では、7人の従業員が重傷を負ったという。「犠牲者は出ていませんが、2名が深刻な火傷を負っています。重傷者はすぐにクラカタウ・メディカ病院へ搬送しました。軽傷者、たとえば火花に当たったり、息苦しさやショックを受けている従業員は弊社のクリニックで治療を受けています」とクリスティは付け加えた。

また、負傷者のうち2人は外部委託労働者で、その他はクラカタウ・ポスコ社の従業員だという。「現在(爆発の)原因を究明中です。調査結果は発表され次第お伝えします」とクリスティは語った。


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クラカタウ・ポスコ社、機械で溶銑の注入時に爆発が発生
2014年12月15日月曜日19時40分

CILEGON, KOMPAS.com - クラカタウ・ポスコ(KP)社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・フェラニア・カセグルは、13時10分に同社で爆発事故が発生したことは間違いがないと話した。

クリスティナワティは、コンパスTVのスヘルディへあてたコメントを通じて、今回の爆発が発生したのは製鋼プラント、すなわち溶銑から溶鋼への加工を行うエリアで発生した述べた。

クリスティナワティの説明によれば、今回の事件は製鋼プラント内で溶銑を注入する作業中に発生したものだという。

「今回の出来事は取鍋(ladle)から転炉(converter)へ溶銑を注入する際に起こりました。転炉へ注入する溶銑を貯め置く場所です。普通は何の問題もないのですが」とクリスティナワティは話した。

これまでには2014年12月15日月曜日にバンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社で爆発が発生したとの情報がある。この爆発のニュースはソーシャル・メディアのツイッターを通じて広まった。

ツイッターで広まった情報によれば、複数名の負傷者が出ているという。「Kompas.com」は現在、関係者各位に対して情報の確認を急いでいる。

クラカタウ・ポスコ社のホームページによれば、同社はクラカタウ・スチールと韓国のポスコ社の合弁による製鉄会社となっている。

今年1月、正確にはスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領が火入れ式に出席した2日後に、同社の工場で火災が発生している。その結果、工場業務に3週間の遅れが出ていた。

今年2月にも、同社工場で爆発が発生したとの報道があった。


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チレゴンで爆発を起こしたクラカタウ・ポスコ社とは
2014年12月15日月曜日19時40分(WIB)

JAKARTA, KOMPAS.com - バンテン州チレゴンのポスコ社とクラカタウ・スチール社のの合弁会社クラカタウ・ポスコは2013年12月23日、スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領が出席する中で火入れ式を行なった。同社の株式のうち70パーセントをポスコ社が、残りはクラカタウ・スティール社が保有している。

「クラカタウ・スチールとポスコの密接な協力はインドネシアが確固たる産業国となる上での長期的な投資であると私は評価している。同製鉄所の稼働によって、これまでクラカタウ・スチールその他が役割を担ってきた国内鉄鋼産業の向上が現実のものとなった」」とユドヨノ大統領は火入れ式で述べた。

火入れ式には韓国の貿易・産業・エネルギー副大臣Kim Jundongおよびポスコ社CEOのChung Joon Yangも出席した。

ユドヨノ大統領は、インドネシアの鉄鋼需要の確保、経済の向上、および雇用の拡大につながることを期待すると話した。同大統領によると、国内の鉄鋼供給はインドネシアの鉄鋼産業の発展と比較すると、現在でもまだ不足しているという。

クラカタウ・ポスコ社は、国内の造船業、製造業、建設業などの様々な産業セクターの需要に応えるために、プレートやスラブなどの鉄鋼原料を製造している。また、熱間圧延機(Hot Strip Mill)の生産力向上を目指したプロジェクトも行なっている。

クラカタウ・ポスコ製鉄所では第一段階として年3百万トンを生産し、それを6百万トンまで引き上げる計画を立てている。この生産量は現在のクラカタウ・スチールの全生産量の2倍に達する。クラカタウ・ポスコ社は2014年3月までに10万トンの鉄鋼を生産している。


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チレボン警察署長:クラカタウ・ポスコ社の爆発現場は現在も高温のまま
2014年12月15日月曜日19時55分

JAKARTA, KOMPAS.com - チレボン警察署長のデフリアン・ドミナンドは2014年12月15日月曜日にクラカタウ・ポスコ社で非常に大きな爆発が発生したと説明した。デフリアンによれば、非常に激しい爆発音が聞こえてきたという。

「爆発は13時30分に発生しました。なかなか(大きく)、音も非常に激しいものでした」とデフリアンは月曜日、「Kompas.com」の電話取材に答えた。

現場が非常に高温状態にあるため、警察当局は現在でも爆発現場に入ることはできないとデフリアンは続けた。

「企業側の技術チームが現場検証を行うのを待っているところです。爆発現場は今も高温状態にあります」とデフリアンは語った。

先の報道によれば、2014年12月15日月曜日、バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社工場内で爆発が発生した。この爆発によって2人の従業員が負傷した。

クラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・フェラニア・カスグルによれば、爆発は製鋼プラント、すなわち溶銑から溶鋼への加工を行う工場で発生したものだという。

「今回の出来事は取鍋(ladle)から転炉(converter)へ溶銑を注入する際に起こりました。転炉へ注入する溶銑を貯め置く場所です。普通は何の問題もないのですが」とクリスティナワティは話した。


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クラカタウ・ポスコ製鉄所で爆発
2014年12月15日月曜日21時41分

TEMPO.CO, Cilegon – バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ(KP)製鉄所で大規模な爆発が発生した。2014年12月15日に起こった爆発によって、7人の従業員がやけどを負い、そのままクラカタウ・スチール病院へ搬送された。

KP社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・カスグルによれば、爆発は製鋼プラント、すなわち溶銑の溶鋼への加工を行う製鉄工場内で発生した。今回の事故が発生したのは溶銑の注入中という機械が通常通り稼働している時だったという。

「今回の出来事は取鍋(ladle)から転炉(converter)へ溶銑を注入する際に起こりました。転炉へ注入する溶銑を貯め置く場所です。普段は何の問題もないのですが」と2014年12月15日月曜日にクリスティアワティは語った。

爆発の原因は溶銑が入った転炉に水が浸入したためだと考えられている。こうした事態が起これば非常に激しい爆発の引き金となる。「今回の爆発原因に関して詳細な調査を行なっている最中です。鉄鋼生産は一時的に停止しています」とクリスティは語った。

クリスティによれば、今回の爆発で犠牲者は出ていないが、7人の従業員が重傷を負っているという。「犠牲者は出ていませんが、2名が深刻な火傷を負っています。重傷者はすぐにクラカタウ・メディカ病院へ搬送しました。軽傷者、たとえば火花に当たったり、息苦しさやショックを受けている従業員は弊社のクリニックで治療を受けています」とクリスティは話した。

他方で、チレゴン労働移民局労務調査官のラフマトゥラによれば、当局では、溶銑から溶鋼への加工時に発生した今回の爆発は水漏れが原因であると考えられるという。


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クラカタウ・ポスコ製鉄所で爆発、負傷者はジャカルタの病院へ搬送
2014年12月16日8時58分(WIB)

Liputan6.com, Cilegon – バンテン州チレゴンのクラカタウ・スチール・ポスコ社で12月15日月曜日13時、爆発が発生した。この爆発によって、7人の従業員がやけどを負った。

チレゴン労働移民局の発表によると、全身の90パーセントに達するやけどを負った従業員もおり、すぐさまジャカルタのプルタミナ中央病院へ移送された。

「ユダはプルタミナ病院へ連れて行かざるを得ませんでした。90パーセントに達するやけどを負っていたからです。残りの3人は現在、クラカタウ・メディカ病院にいます」と2014年12月16日、チレゴン労働移民局調査官のラフマトゥラは語った。

ユダのやけどは顔、腕、体など全身に及んだ。一方で、製鉄所の爆発で発生した化学物質が混ざる煙を吸い込み息苦しくなったなどの軽傷者はクラカタウ・ポスコ社の診療所で治療を受けている。同製鉄所は2013年にスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領の立会いの下で火入れ式を行なった。

ラフマトゥラによれば、従業員の火傷の原因は飛び散った溶鋼が彼らの作業着を焼き尽くし、皮膚に達したためだという。

「負傷者は重傷です。溶鋼が飛び散り、足や手にやけどを負ったためです」とラフマトゥラは語った。

チレゴン労働移民局が発表したクラカタウ・ポスコ社爆発事故による7人の負傷者は以下の通り。M・レジュキ・フェブリアンシャ(24)、ハイルル・ジャマン(20)、エンディ・ロヘンディ(20)、ヘリ・クリスワント(20)、ユダ(20)、デラニ(28)、ソフヤン(25)。

爆発音がチレボン市のメラック港まで届いた今回の事故によって、製鋼プラント内の建物、とりわけ複数の建物の天井に深刻な被害が生じた。

インドネシアと韓国の企業の合弁会社で発生した今回の爆発事故の原因を究明するため、チレゴン市警察当局はすぐさま現場検証を試みたが、現場の安全が現在も確保できていないために断念している。

警察当局は不測の事態に備えて、完全に安全が確保されるまでは現場周辺での警備を続けるとしている。

クラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・フェラニア・カスグルによると、爆発は製鋼プラント、すなわち溶銑から溶鋼への加工を行う工場で発生した。この爆発は、製鋼プラントエリアで溶銑を注入するという際に起こったものだという。

「今回の出来事は取鍋(ladle)から転炉(converter)へ溶銑を注入する際に起こりました。転炉へ注入する溶銑を貯め置く場所です。普通は何の問題もないのですが」と2014年12月15日月曜日、クリスティアワティは話した。


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警察当局、クラカタウ・ポスコの爆発を未だ調査できず
2014年12月16日火曜日9時49分

Cilegon (ANTARA News) - バンテン州チレゴン警察当局は、12月15日月曜日13時10分にクラカタウ・ポスコ社で発生した激しい爆発について未だ調査できずにいる。この爆発では7人の従業員が負傷している。

「爆発現場が高温状態にあるため、現場検証はまだ行なっていません」とチレゴン市警察署長のデフリアン・ドミナンドは火曜日、電話取材に答えた。

デフリアンによれば、警察当局は現在も、7人の従業員がクラカタウ・メディカ病院へ運ばれる事態を引き起こした爆発の原因を製鉄所の技術チームが見付け出すのを待っているという。

「今回の爆発で被害を受けた全ての皆様が再び健康を取り戻し、ご家族と再会できることを願っています」とデフリアンは話した。

クラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・フェラニア・カスグルによれば、今回の爆発は製鋼プラント、すなわち溶銑から溶鋼へ加工する工場の敷地内で発生したという。


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チレゴン警察当局が明日にもクラカタウ・ポスコ社爆発事故で事情聴取
2014年12月16日16時09分

Metrotvnews.com, Cilegon: バンテン州チレゴン市警察がクラカタウ・ポスコ社の製鋼プラント内で発生した爆発事故の調査を行う。同市警察では明日12月17日水曜日、クラカタウ・ポスコ社の従業員4名に対する事情聴取を予定している。

「明日から事情聴取を開始します。明日は4名に対して事情聴取を行う予定です」とチレゴン市警察署長のデフリアン・ドミナンドは2014年12月16日火曜日に「Metrotvnews.com」の取材に答えた。

事情聴取が予定されているはクラカタウ・ポスコ社の関係者4名。警備員が2人、従業員が1人、警備担当者が1人となっている。

「事情聴取はおそらく9時もしくは10時に犯罪捜査部によって行われるだろう」とデフリアンは語った。

爆発は12月15日月曜日13時10分にクラカタウ・ポスコ社製鉄所内で発生した。この爆発によって7人の従業員がやけどを負った。うち2人は深刻なやけどを負ったため、ジャカルタのプルタミナ病院へ搬送された。

一方で、その他5人の負傷者はクラカタウ・メディカ病院とクラカタウ・ポスコ社の診療所で治療を受けた後、すでに帰宅が許可されている。


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クラカタウ・ポスコ社で爆発、死亡者はなし
2014年12月16日火曜日17時26分

Cilegon (ANTARA News) – 12月15日月曜日13時10分にクラカタウ・ポスコ社で発生した爆発による死亡者は出ていない。

「製鉄所の爆発で死亡者が出たというのは間違いです」とチレゴン警察署長のデフリアン・ドニマンドは話した。

デフリアンによれば、チワンダン地区で発生した今回の爆発事故で従業員らが負傷を負ったが、死亡者は出ていないという。

負傷した従業員は7人。内訳はポスコ社の転炉(converter)オペレーターが5人、請負業者の外部委託労働者が2人となっている。

ポスコ社の従業員はレジュキ・フェブリアンシャ(24)、ハイルル・ザマン(20)、ユダ(20)、ヘリ・クリスワント(20)、エンディ・ロヘンディ(20)の5人。一方で、委託労働者はデラニ(28)、ソフィアン(25)の2人。

「負傷者全員がクラカタウ・メディカ病院で集中治療を受けています」とデフリアンは語った。

クラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・フェラニア・カセグルは今回の爆発事故で死亡者は出ていないが、やけどを負った者がいると話す。うち2人は全身の90パーセントに達する深刻なやけどを負っているという。

「今後このような爆発事故が二度と繰り返されない事を願っています」とクリスワティは話した。


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クラカタウ・ポスコ社の工場被害、修復までわずか2日
2014年12月16日火曜日22時41分

JAKARTA, KOMPAS.com – バンテン州チレゴンのクラカタウ・ポスコ社製鉄所で2014年12月15日月曜日13時10分に発生した爆発事故を受け、同社は復旧期間の算定を行なった。

クラカタウ・ポスコ社コーポレート・セクレタリーのクリスティアワティ・フェラニア・カスグルによれば、爆発で生じた全ての損害の修復に要する期間は2日。製鋼プラント転炉エリアの壁、天井およびケーブル網の一部で被害がみられたという。

「修復期間中も工場は通常通り稼働しますが、事故現場周辺、すなわち製鋼プラントの転炉エリアだけは内部もしくは外部関係者を問わず、技術的な調査が行われる予定です」とクリスティワティは2014年12月16日火曜日、「Kompas.com」に語った。

クリスワティによれば、クラカタウ・ポスコ社ではここ数日のうちに年次点検を行う予定が組まれていたが、爆発事故の発生を受けて、点検をできる限り早く前倒しするという。

一方で、ジャカルタのプルタミナ中央病院でやけどの治療を受けている2名の従業員に関して、クラカタウ・ポスコ社社長のMin Kyung Zoonは他の経営陣らとともに今日昼頃、同病院を訪問した。

クラカタウ・ポスコ社はその2人の従業員が再び職場に復帰するまでの全治療費を負担すると約束した。

すでに報道されている通り、今回のクラカタウ・ポスコ製鉄所で発生した爆発によって7人が負傷している。そのうち軽傷の4人はクラカタウ・ポスコ社が所有する診療所で治療を受けた後に帰宅を許可された。一方で、やけどを負った従業員のうち1人は「Kecelakan Medika」病院で、その他2人はジャカルタのプルタミナ中央病院で治療を受けている。



【管理人コメント】
取り急ぎ主だったオンライン配信記事をまとめました。訳し忘れた記事や続報等があれば、次回の記事で取り上げる予定です。製鉄関係の用語に関しては全くの素人なので、間違い等あれば遠慮なくコメントしてください。この方面に詳しい方からのコメントをお待ちしています。今年三月上旬に起きた爆発事故に関しては以下の関連記事を参照してください。

【関連記事】
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